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玉露( Gyokuro )
玉露は日本茶の中でも最高級品で、おいしく上手にいれられた玉露の香りとふくよかな甘味は一種独特です。玉露は茶樹の新芽が伸びてきたころに覆いをかぶせて大切に栽培されたもので、その濃厚な味ゆえゴクゴクと大量に飲むお茶ではなく、小ぶりの湯のみで楽しむ嗜好品的色彩の強いお茶です。

玉露は必ず沸騰させた湯を50〜60度にさまして使って150秒程浸出させ、湯のみにいれた時の湯の温度が人肌程度になるようにいれます。それを二口か三口程口にふくみ、舌の上を転がしながら味わうお茶なのです。

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玉露

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煎茶( Sencya )
日本の緑茶の中で一般的に広く飲まれているお茶がこの煎茶です。うま味と渋味がほどよく調和したさわやかなおいしさをもつ見た目にも鮮やかなお茶です。品質も上級、中級、並級といろいろあり、若芽を摘んだ新鮮な香りのある上級のものは趣味・嗜好用・来客用などに使われ、中級のものも接待用や一般的な食後の一服として楽しまれています。

煎茶も上級のものは、湯の温度を70度、浸出時間約120秒、実際に湯のみにそそいだ時50度ぐらいになるようにいれます。そうすれば甘味の感じられるまろやかなお茶になります。また、並級品の場合は湯の温度が90度ぐらいでも大丈夫で、浸出時間は60秒ぐらいでいれます。熱湯でいれた並級品はやや苦味のきいたお茶になります。

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煎茶

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ほうじ茶( Houjicya )
大きめの茶葉をほうじ、香ばしい香りのお茶に仕上げたものがほうじ茶です。ほうじ茶は番茶同様、カフェインやタンニンが少ないので、お茶を飲むと眠れなくなるといった人や、病中・病後の人、小さな子供にも安心して飲ますことができます。ほうじ茶は番茶をほうじたものなので、湿らせてしまった番茶もほうじることによって、おいしく香ばしいほうじ茶としてよみがえります。

いれ方は、熱湯を注いで30秒ぐらいおいてから湯のみに注ぎます。番茶やほうじ茶をぬるめのお湯でいれると香りも味もよくでません。

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ほうじ茶

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番茶( Bancya )
番茶といってもその種類は川柳・柳・京番茶などいろいろありますが、一般的には二番茶以降に摘まれる遅摘みの並級品のお茶のことをいいます。煎茶にくらべると甘みは少ないですが、その分スッキリとした香りと味わいをもち、食事時の熱い番茶は一般家庭や会社の社員用のお茶として幅広く飲まれています。

茶葉に含まれる成分が玉露や煎茶にくらべてはるかに少ないので、熱湯を注いでもよく、30秒ぐらいの浸出時間で早く出します。

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番茶

玉露 煎茶 ほうじ茶 番茶
抹茶 茎茶 芽茶 玄米茶
その他(紅茶・烏龍茶・緑茶)


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